fc2ブログ

Cigar Bar&歌謡曲リクエストBar Sugar Town

映画 ペールライダー

最近、映画「ペールライダー」を再び三回目観ました。クリントイーストウッド監督主演85年作品。私の中では彼の出演あるいは監督作品の中でベスト3に入る大好きな作品です。
たしかにこの作品は、だれが見てもアランラッドの「シェーン」のストーリーを思わせる展開でありますが、それ以上に勤勉・正義・勇気・死という内容が含まれています。
アランラッドは映画「シェーン」の最後に、その村から去っていく。そのとき少年が「シェーン comeback!」と叫ぶ有名シーンのエンディングで、遠く小さくなっていく馬上のシェーンが、わずかに肩からがくんと前屈するように見える気がします。そして彼が去っていったのは墓場のほうのようです。つまり死に向かって去っていったということでしょうか?このことは何十年か前何かの本で読んで、もう一度二回目テレビ放送の時確認しました。しかし当時ビデオもなく鮮明でもない画面でしたので、云われてみるとそう見える・・・という感じでした。間違っているかもしれません。
(因みにこのラストシーンで遠くロケバスかなにかのバスの屋根が映っていてすこし移動するのが見えるのも愛嬌でしょうか 笑顔)
以下は未見の方はネタバレですのでご注意ください。
翻って「「ペールライダー」は白い雪を冠した山々をバックに、蒼ざめた馬に乗って、どこからかその村に現れる牧師。彼が悪漢を殺して村を救い、再び冠雪の山のほうに去っていく。(神様この村をお救いくださいと祈っていた)少女が追っかけて「みんなあなたのことが好きよ!」と叫ぶ。
最初観たとき、クリントイーストウッド監督もペールライダーが去っていくとき、「シェーン」のように死の匂いをもって山の神のほうに消えていく演出か・・と思っているとそんなことはなく、ただ物悲しい白い雪と低い雲との中に消えていった。
昔、調べましたら「ペールライダー」とは、ヨハネの黙示録の四騎士の四番目の蒼ざめた馬に乗る騎士から転じてタロットカードの「死神」という意味もあるらしいです。
つまり映画「ペールライダー」は蒼ざめた馬に乗った蒼ざめた死神が正義の使いとして現れたということでしょうか?なるほど、死んでいるものが死ぬわけはありませんね。黄泉の世界に戻っていったということかしら。
 そして以前に二回目この作品を観たとき、ようやく作品の全体を包むどんよりした冬の哀しみのような雰囲気の意味が解ったようにも思いました。
しかしこの映画のクリントイーストウッドはかっこよい。最後に追いかける少女の母親がクリントイーストウッドに心を寄せるのを感じると、彼はその家を去るんですね。最後の最後はその旦那に助けられるという場面も用意されています。素晴らしいです。
DSC_0669.jpg
スポンサーサイト



映画「ソロモンの偽証」を前後編 観ました

偶然テレビで深夜 宮部みゆき氏原作の映画「ソロモンの偽証」を前後編一気に観ました。
観終わったのはもう朝でした。長い作品、しかしこの長さは必要で、原作も長い作品であるから・・
前編二時間 後編二時間半 という長い作品ですが観ていて全くそう感じない。
というものテンポよくストーリーが進んでいくこと・・展開が巧いですね
監督成島出 脚本真辺克彦 お二人の実力のなせる業でしょう・・・素晴らしい。

原作は読んでないが、かなり原作に忠実とのこと 流石宮部みゆきさん凄いですね。
私はこの方と高村薫氏のお二人は本当にすごい作品を書いているのだな・・と感服しています。
(原作は読んでいませんが映画になった作品の力と作品の構成プロットが凄いので・・)

そして主人公の藤野さん・・ほとんど新人なので・・役の名前と同じ芸名を与えられたそうですが
島田陽子さんもデビュー作の役柄からお名前が当てられたとか・・
藤村志保さんもデビューが島崎藤村の作品だったので藤村をとって藤村志保とか・・

というわけで映画は原作は大変面白い作品で回りを固める大人の役の役者さんが
素晴らしい巧い方たちなので、作品にリアリティーと重厚さが補われています。
2015年 松竹配給作品
映画「ソロモンの偽証」を前後編

映画 三作品「28日後」「イット・フォローズ」「ドント・プリーズ」

しかしもう八月も半ばすぎてしまい・・秋がそこに来ていそうで・・寂しいですね。
でも・・まだまだ濃い緑の山々や田んぼの美しさは素晴らしいですね この時期・・。

そういえば昨日テレビで深夜観た映画「28日後」(2002年イギリス映画)
まあまあ・・いや(笑)なかなか面白かったですね。
その中の人がいなくなった都市はすさんだ映像美でしたが、郊外の緑は美しく・・
なんか映画の内容と相いれないその美しさが・・不思議な映像でした。
内容はサバイバル映画
続編 「28週後」も観てみたいと思います。
イットフォローズ

昨日はテレビでやっていた映画「イット・フォローズ」観ました。
2014年アメリカ映画 監督はデビッド・ロバート・ミッチェル

タイトルの通り・・それはついてくる・・
そして「それ」というのが何であるのか・・はこの映画の謎であり主題であるのでしょう。
ただドストエフスキーの「白痴」の一文が最後で語られるのが暗示的であります。
白痴を読んでなくても全く問題ありません・・主人公の友人がその一説を読むのだが、
その文章の意味の哲学的深淵を推察できれば十分なのです。

なかなか展開とか映像は気持ち悪さと少しの怖さがあって、十分楽しめますね。
また少し脳みそ使って考える部分も多いので面白いです。

一昨日は「ドント・プリーズ」という2016年アメリカ映画ふぇでアルバレス監督
チンピラ風の若者三人が大金があるという・・盲目の初老男性の家に押し入ったのだが、
なんとその男性は軍隊上がりのような鍛えられた男だった。
さらにその家にはひみつもあった・・というお話。

サスペンススリラーとか宣伝していたそうですが・・別に怖くもドキドキもなく
単純に面白く、また展開も速いので最後まで見たという作品。
所謂ジェットコースター展開で考えなくてよいので・・まあ・・深みはないですね。

映画「ザ・ギフト」

ギフト
テレビでやっていたので前から気になっていた映画「ザ・ギフト」
2015年ジョエル・エドガートン監督・出演作品
を観ました。
これは面白いですね。
多くの映画を見てきたた者としては、ある程度展開が想像できてしまうのですが、
なかなか面白く観ることができます。
監督が主役というか助演というか・・・なかなか良いですね。

ストーリーはある幸せそうな夫婦に、高校時代の同級生と再会
そしてそれから次々と贈り物が届けられる。
そして夫婦の旦那の過去があぶり出されて行く中で・・・サスペンス映画ですね・・
ホラーというほどでもないと思いますが・・・。
でも面白いですね。

クリントイーストウッド主演・監督「荒野のストレンジャー」と「ペールライダー」

たまたまテレビでクリントイーストウッド主演・監督「荒野のストレンジャー」'73年アメリカ作品
を観ました。
これは前半のみ以前観ていたが最後の最後を観ないと作品の意味が解らないものであることが後日判明し、
やっときちんと見たということです。
この作品は、後年'85年に同じくクリントイーストウッド主演・監督「ペールライダー」と似た雰囲気があります。
どちらもどこからともなく街に現れる黒い首巻きをしたクリントイーストウッド・・・
そして灰色の混じった白い馬「蒼ざめた馬」にまたがって現れる・・・。
この蒼ざめた・・ペールという言葉には・・死という意味が含まれています。

さらに映画「ペールライダー」は傑作「シェーン」のストーリーが色濃く反映されていて、それがクリントイーストウッドが「ペールライダー」を作製したモチーフだと思われます。

「ペールライダー」観てから「荒野のストレンジャー」を観た方が順序としてわかりやすいと思いますが・・
それは「ペールライダー」の方が解りやすく洗練されているから・・でしょうかね・・
ペールライダー

もちろん三作品とも素晴らしいです。
カレンダー
07 | 2022/08 | 09
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

ieie

Author:ieie
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード