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NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」

げげげ
NHK朝の連ドラ・・観ています。
あっ 正式にはNHK朝の連続テレビ小説でしたね・・笑)
しかし生まれてこの方、きちんと続けて観るのって
二回目・・笑)
初めてほぼ全編見たの「あすか」でした。

今回「ゲゲゲの女房」良い作品ですね。

まず、昭和三十年代から語られていること。
紙芝居の衰退やラジオの時代からテレビへと移っていく世情が描かれていること。
二つ目は、私が幼いときから水木しげるという漫画家の人となりに興味を持っていたこと。
つまり、子供のころ、時々テレビで水木氏が語っていたこと
その内容に心惹かれていたこと。

そして漫画というものが社会に広がっていき市民権を持つまでにいたる
その過程が夢を持って語られていること。
つまり明治期からの文学という完成芸術が
昭和の高度成長とともに人気が無くなり、
映画という小説と音楽と映像という三拍子そろったものに取って代わっていくその中で
漫画も小説と映像と二拍子そろったものとして人気が広がっていき、
昭和四十年代には劇画といわれるまでになる・・・

上記の主な理由で「ゲゲゲの女房」観ています。
実に面白い。
「本当に良いものを書き続けていたら評価は必ず後からある!!」
水木氏の口から、あるいは心ある出版社社主から
幾度と無く発せられる言葉です・・・・。
素晴らしい・・。


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映画「イキガミ」

イキガミ
映画「イキガミ」を観ました。

「イキガミ」は、「国家繁栄維持法」が施行された日本・・・。
その法律により
国民に生命の価値を再認識させ、若者が1000分の1の確率で殺される社会で、死亡通知書“逝き紙“を配達する主人公と、24時間後に死を迎えることになった若者たちの物語が描かれています。

誰がその1000分の1の確率となるかは当局の関係者以外誰もわからない。
しかし人の死はもともと、誰も何時訪れるかわからないのが世の条理。
されど事故・病気等々での人の運命に、さらに人為的に1000分の1の確率を付加する・・・その理由が希薄であると思うのは私だけか・・?。

人口増加・食糧危機等が理由であればそれもわからないでもないですが、
生命の価値の再認識というのが、どうも弱い・・そこが気になりました。

ストーリーはなかなか濃い内容で、
三人あるいは正確には四人のエピソードが巧みに練られています。
死亡予告を知る恐怖と哀しさ・・・残りの24時間をどうするか・・、
復讐を考える・・大事なことや友人を思い出す。
家族を思う・・・
それぞれのエピソードに落涙します。

星新一「生活維持省」短編との類似を指摘されているそうですが、
たしかに私も星新一を思い出しました。

しかし素晴らしい作品ですね。
出演者も素晴らしいキャスティングです。


「南極料理人」

南極料理人
映画「南極料理人」を観ました
これは面白いですね。
面白いっていってもゲラゲラ笑うのではありません。
クスッと笑う・・・あるいは「・・だよね」と笑う・・・
そんな感じですね。

南極の昭和基地ではなくもっと海から遠い場所に位置する
「ドームふじ基地」
そこに赴任してきた八人の密室劇ですね・・。

全体に、台詞を少なくして、表情や間の取り方で、
登場人物の気持ちを現す・・という手法が用いられています。

八人とも芸達者で実に芝居がうまいのですが
とくに堺雅人さんの困ったときや怒ったときの笑顔がすばらしい・・笑)

ひとは生きるために食べる
南極基地という閉ざされた空間では、
人間の二大欲望のひとつ・・食欲を満たすことが日々の中心になるという
実に当然の事実が描かれています。

しかしすばらしい作品です。原作が事実に基づいているから
本当に面白い・・・のでしょう。

有山岸 ライブ

この前の日曜は、ライブ観にいきました。

「有山岸」・・山岸潤史と有山じゅんじ 二人のコラボってんですかね
山岸さんは来日してライブツアー
ニューオーリンズで活動している日本人最高のギタリストのひとり
ウエストロードブルースバンドのメンバーでした。

有山さんは三十年前に上田正樹さんと出した名盤「ぼちぼちいこか」
の私の好きな歌手&ギタリストミュージシャン
上田正樹とサウス・トゥ・サウスのメンバーでした。

ですから今回の有山岸のアルバム名は「そろそろおこか」 笑)
というタイトル・・です。

山岸さんには挨拶しまして、久しぶりと握手・・・有山岸


しかしライブ、セミアコとアコギと二人の歌・・・最高でした。

とくに山岸さんがひとりで、サンタナ「哀愁のヨーロッパ」
弾きだして、ふと気がつくと上田正樹「悲しい色やね」になっているという・・「哀愁の色やね」 笑)
バカうけでした!!
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