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アメリカ映画「ブレードランナー」

ブレードランナー

私の最愛の映画のひとつ「ブレードランナー」
カルト映画の傑作といわれている名作ですね。
1982年公開のアメリカ映画です。
原作 フィリップ・K・ディックSF小説
   「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
監督 リドリースコット 
82年アメリカ映画

私はこの映画が大好きで、もう五回くらい観ています。
それも劇場公開版 それからディレクターズカット版
そして完全版です。

何が素晴らしいか・・と申しますと
ものすごく長い話になるので、表面的なことのみお話します。

まずその圧倒的な映像美、そのアイデア
つまり未来の地球の都市が、市の公共事業費なども追いつかず
汚れていて、そして核戦争なり核事故などで毎日雨が降り続く都市
さらにアジア人や西アジア、アフリカ、ヨーロッパ人アメリカ人など
すべてが雑多な都市の景観と人々・・・

そしてストーリー
人造人間レプリカントが遠い惑星での労働から脱走し、地球に戻ってきて
レプリカント製作会社タイレル社の社長との問答

さらにブレードランナーという反乱レプリカント抹殺刑事デッカードと
反乱レプリカントとの哲学的な会話(私にはそう思えます)

そしてサントラ・・音楽の素晴らしさ。
全編に流れる曲のどれも素晴らしい曲で、そのサントラ版は
私の最愛のアルバムのひとつです。

この映画の面白い点の一つに
レプリカントと人間の区別検査は
「レプリカントは目が赤くなるときがある」
という点

ストーリーが展開するなかで・・刑事デッカードは・・・??
タイレル者の社長の姪だったか・・レイチェルという美女は
レプリカントなのか?・・・

レプリカントは寿命があらかじめタイマーにてセットされている
といわれているが・・・
それは人間も同じことで、何時死ぬことになるのか??・・
誰もわからない・・
それが運命というものなら、
それはタイマーがセットされているといわれている
レプリカントと同じではないのか・・・??
ということが、このストーリーの根底に流れる命題だと私は思います。
だから原作のタイトルは
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
2020年人間がペットにする動物は多くは死に絶えて
希少価値となっていた・・
そこでお金の無い庶民は、電気羊等の人工ペットを持ちたいと願っている。
アンドロイド・・レプリカントも人間と同じように、それらを欲しがるのだろうか・・?
というタイトルの意味になっています。


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アメリカ映画「アジャストメント」と日本映画「暁の追跡」

アメリカ映画「アジャストメント」テレビでやっていたので
深夜偶然観ました。

ひとの運命はあらかじめ決まっているのか?
それはこの世界の行く末も決まっていてフェイタルなものなのか?

という一種の哲学的命題に対し、
この映画は運命調整班なるものが主人公に関与してくるというお話・・。

原作はフィリップ・K・ディック
そうですね「ブレードランナー」「トータルリコール」
の原作者です。

しかしこの映画・・う~ん かなり早い段階で、
運命調整班が自分たちの仕事の内容なりを説明してしまうので
あとは単なる追跡映画となり、サスペンスもへっくれもなく
残念ですね・・笑)

監督・脚本: ジョージ・ノルフィ 
マット・デイモン主演 2011年作品
暁の追跡


もう一本 日本映画1950年作品「暁の追跡」
監督市川昆 主演 池部良
麻薬組織との追跡劇などもありますが、
戦後すぐの日本の警察官のようすや社会の貧困などを描き、
新藤兼人脚本による社会派ドラマのようにもなっています。


NHKテレビ「サラメシ」

最近NHKテレビ「サラメシ」を観ています。
じつに興味深い番組作りです。
働く大人の昼職・・・つまりサラリーマン飯→サラメシを、
その方のお仕事も含めて
紹介する番組。
そして全国のいろんな職業の方の弁当なども紹介して
その方のお仕事・生き方などを昼食という切り口から
レポートしていく番組。

また作家や役者など有名人のいつも通った昼食も
その写真などや実際のお店レポートとともに語ってくれます。
素晴らしい番組ですね。

サラメシ

映画「プリンセス・トヨトミ」と「大鹿村騒動記」

昨日だったか再放送「水曜どうでしょうclassic」再放送していて
アメリカ横断の回・・・くだらなすぎて面白いです 笑)
大泉洋のブレーイク番組ですね。

さて映画「プリンセス・トヨトミ」観ました。
これは表面はつまらないストーリー 笑)ですが
大阪国とかよりも、父性の物語・・ファザーコンプレックス
といいますか、父と息子の物語ですね。

それと堤真一と中井貴一の共演なので、最後まで観れます。
二人とも・・・実に素晴らしい!!!良い役者ですね!!
ちょっとした表情が・・・心を現しています。

大鹿


もうひとつは「大鹿村騒動記」
故原田芳雄さんの芝居観たくてこの映画観ました。
まわりの岸辺一徳、佐藤浩市、三国連太郎、松たか子、
石橋漣児 大楠道代
etc・・
といった豪華役者陣

実際の大鹿村歌舞伎の舞台も良いし・・・
全国に今も存在する農村歌舞伎や漁村人形浄瑠璃などなど・・
ものすごく興味があるのですが
なかなか開催時にそこに行くことは難しいです・・涙。


日本映画「探偵はBARにいる」

映画「探偵はBARにいる」を観ました。
なかなか面白いけれど、厳しく云えば、
先が読めるので・・・う~ん 笑)
でも私の好きな大泉洋と松田龍平
さらに西田敏行など良い俳優がそろっているのと
進行のテンポが良いので、最後まで観ました。

根底にはレイモンド・チャンドラーが作った探偵フィリップ・マーロウが
あるのかな?って云う感じですが、
完璧なパロディーコメディーと想像していましたが、そうでもなく
ハードボイルドっぽくなっていたので、あれれれっでした 笑)
しかし細部のネタやオマージュ等には請っている部分があり、
その点は素晴らしい。
また舞台がススキノというのも良いですね。

挿入歌でエンディング歌が
カルメンマキの「時計をとめて」
これは私の大好きな曲で、ジャックスの名曲です。
この曲は・・・泣きますよ 個人的に本当によく聴きます。
他ひとのカバーもありますが、カルメンマキバージョンは
初めて聴いたような気がします。
調べましたらカバーしていました。探偵

映画のなかでも登場して歌っています
これがまた良いのですよ。

2011年日本映画
橋本一監督作品 
配給 東映
東直己原作
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