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ドラマ 「俺は用心棒」

【テレビドラマ「おれは用心棒」用心棒シリーズ 結束信二脚本】
以前より東映チャンネルあるいは時代劇専門チャンネルにて
私の最も好きな時代劇「おれは用心棒」「待っていた用心棒」「帰ってきた用心棒」
を観ています。
子供のとき観ていたのを今になってまたまた何度か観ています。
このシリーズはすばらしいですね
結束信二さんの脚本のすばらしさと、俳優の良さが最高です。
また使われている音楽とテーマソングなどが物悲しさを引き立たせてくれています。

栗塚旭さんや島田順司さんそれにさ左右田一平さんが当時は新人だったろうが
さわやかですばらしい。

幕末の京都の市井にひっそりと暮らす人々、 そこに「ご時勢どすなぁ」と
いわれる志士たちが関与しての無礼な振る舞い・・・
 なにも悪いことをしていない庶民がこうむる悲劇・・・
志士たちは、自分が国事のために働いていると浮かれ、えらそうに振る舞う。
しかしながらいつの時代も学生運動や労働運動にしても同様、
ろくに本当のことも深く考えず、ただその流れにいること、
そしてその中での出世成功を思い、
国事などとは口だけで本当の社会正義とは何かが理解できていない。
ただただ自己保身と空虚な議論で自分のアイデンティティを維持しているということでしょう。

そして最後に切り捨てる前に浪人は言う・・・
「おまえのいうほど大事な国事とやらなら、なぜ自分で行かずに店の女中に行かせたのだ??!!!!」
さいごのナレーションが心にしみます
「この街から浪人は消えた。どこへ行くのか誰も知らない。・・・・
京の町の片隅で若い職人夫婦が消えたという噂もしばらくして消えた。その職人夫婦の弟である男がどこの藩の脱藩浪士で誰であるか記録に残っていない・・」

世の無常と、時の流れのなかでの個人の存在の哀しさをこれほど見事に描いた時代劇ドラマを
私は知りません。
傑作ドラマですね。

その主題歌シングル盤 苦労しましたが手に入れております。
物悲しいセンチメンタルなメロディーと
無常観ただよう歌詞
よかったらお聴きくださいね
俺は用心棒
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レコード狩猟日記

昔お金が無くて買えなくて、きちんと聴いていない亜米利加と日本のロック
の中古レコードを買って聴いています。
ダリル・ホール&ジョン・オーツ初期の少し泥臭い感じのアルバム「アバンダンド」
ホール&オーツ

めんたんぴん LIVE コンディショングリーン「CONDITION GREEN」
オレンジ・カウンティ・ブラザース 「JUMP AND SHOUT」
パール兄弟 「 PANPAKA クルージング 」 濱田金吾 「 FEEL THE NIGHT」
ブレッド&バター 「SECOND SERENADE 」
TOM WAITS 「SWORDFISHTROMBONES」
などなど・・・
オレンジカウンティーは
私の好きなポコや
The Flying Burrito Bros(フライング・ブリトー・ブラザーズ)
Nitty Gritty Dirt Band (ニッティ・グリッティ・ダート・バンド)
ニュー・ライダーズ・オブ・パープル・セージ
などなどのウエストコースト系カントリーロックバンドの
色合いを帯びた日本のバンドで三枚のアルバムやっとLPで
手に入れて聴いて楽しんでいます。
ブレバタはどのアルバムも名曲ぞろいだし
トムウェイツは皆おんなじ感じの曲だけどすばらしいです。

てなわけでレコードハンティングの一幕・・・お粗末な一席
ちょうど時間となりました。 笑)

金沢の旅

金沢
さて 私は金沢へ出張で行ってまいりました。
一日目は仕事東山茶屋街散策と食事
二日目はお寺さん妙立寺と21世紀美術館などなど・・

以前に行ったときより金沢城が整備されていて美しかったです。
金沢大学がお城から移転してしまい、ちょっと寂しかったですが・・・。

徳川につぶされることを恐れだ加賀藩第二代前田利常は、江戸にいるときはわざと
鼻毛を伸ばしたりしてアホ殿を演じて、徳川側からの謀反の疑いを消す努力をしたり
徳川二代目秀忠の娘を嫁にして、お家安泰を図ったと言われています。

そういう利発な藩主ゆえ、徳川からの万一に備え妙立寺を改築して、
城下を攻められたときのもうひとつの防衛基点としたそうです。
その妙立寺を見てまいりました。
感服することしきり・・・すばらしいものでした。

金沢・・加賀藩は松江とともに京風の文化を強く取り入れて
加賀友禅をはじめ和菓子などすばらしい伝統文化と知性の街だと再認識しました。

HV特集「天才画家の肖像 横山大観 ミスター日本画の話題作人生」

大観
NHKスペシャル・アーカイブズ名作選 
HV特集「天才画家の肖像 横山大観 ミスター日本画の話題作人生」
観ました 再放送

内容は以下の如しです。

明治時代、岡倉天心が初代校長となった東京美術学校の一期生が
横山大観(本名 秀麿)でした。
ここから話は始まります。
そして前述したように、岡倉天心が追放されて日本美術院創立
多くの高弟が行動をともにしました。

岡倉天心は東京帝大で哲学等指導していたフェロノサと同行して
近畿地方の古社寺宝物調査を行った。
このとき、禁断であった法隆寺夢殿の布で包まれていた秘仏・救世観音像を
開扉したエピソードは有名である。

また天心は日本画の未来を模索し、
西洋画の遠近法等の技巧との対比を大観や寒山、春草に求めていた。
そんな中での怪文書糾弾による追放事件である。
その後前述した経済的困窮も含め五浦に移った後
第一回の文典あたりから大観は成功していく・・・・・。

近代日本画の人気画家であり、世界に誇る日本画を作り出すことに生涯を費やした横山大観。
彼が、日本画を世界に誇る芸術にしたいという志を抱き、
一貫してその思いを抱きそして実現した人生を描いている。
大観はじめ天心とともに、また寒山春草らと、幾度かの困難逆境の中で、
近代日本画がたどった苦闘のドキュメンタリー。

約二時間のすばらしい番組でした。
たいへんよくわかり、もっとこのあたりこと調べたくなりました。

というわけで
素敵な番組でした。 さすがNHK
すばらしい

【菱田春草 展 東京近代美術館】

去年の秋のこと・・すみません
肌寒いかなと感じていたころ、
日曜日は突然あったかくなり、タクシーもあわてて冷房ゆるく入れる始末・・。

そんな中、菱田春草の絵画展行ってきました。
明治時代、岡倉天心が校長であった東京美術学校に入校し、
下村観山、横山大観とは一級後輩だったそうです。
岡倉天心が東京美術学校を追い出されることになって、
彼らも天心とともに茨城の五浦(いづら)
に移って、そこで絵画の研究をしたことは有名な話。
そして朦朧体といわれる技法を推進し、
他の流派から批判等も受けることになりました。

展示には大観と春草の二人で一組の絵画等、
ほんとうに心引かれる作品がたくさんありました。

37才で夭逝した天才画家・・菱田春草
かの大観が、後に社会から賞賛を浴びての言葉・・・
「春草のほうがずっと上手かった・・・
  ・・・・彼が生きていれば、自分の絵は十年は進んだ」

良きライバルはお互いを切磋琢磨すること・・・そして天才は天才を知る・・・。
春草
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