落語 「薮入り」
落語の「薮入り」を昨日CDで聴きました。
私の大好きなはなしで、金馬の十八番ですね。
まさに有名な涙が出る人情話です
それでは話の概略をどうぞ・・・以下
年に一回の奉公に出した息子の薮入り
父親は昨晩から嬉しくて眠れない
母親もそうである
父親「おい! おっかあ」
母親「うるさいわね 寝られやしない」
父親「ちったあ 大きくなったかなぁ」
母親「なるわけ無いじゃないの一年だよ」
父親「何処つれてってやろうか?
まずはなんか美味いもの食わしてやって・・金坊にはなにしろあったかい飯を食わせてやりてえ。
奉公ってのはな、自分の好きなものが食えなくて辛いもんだ。
明日帰ってきたらあったけえ飯を出してやりなよ」
母親「わかってるよ」
「いまから起きて炊け」
「・・冷や飯になっちまうよ」
「いま何時だ?」
「まだ三時半だよ」
「そろそろお天道様も気を利かせて、
夜明けにしてくれてもよさそうなもんじゃねえか」
「馬鹿なこと言ってるんじゃないよ。
それより、お前さん、金坊
を連れてどこかへ見物に・・」
「…それじゃ、寺参りから浅草に回るか」
「ああ、いいねえ」
「浅草から、上野の動物園へ連れてって、ついでに川崎の大師さま へ、横浜へ回って、
男というものは時々でっけえものを見せなきゃいけないというから
鎌倉の海をじっくり見せてやりてえなあ。
・・ここまでくりゃ、静岡まで足を伸ばして、
ついでに名古屋で金のしゃちほこを見せたら喜ぶだろうな。
・・伊勢神宮から近江八景、京都見物としゃれ込んで、
大阪から四国へ渡り、讃岐から船で九州へ…」
「冗談じゃないよ そんな遠くまでいけるわけ無いじゃない」,
私の大好きなはなしで、金馬の十八番ですね。
まさに有名な涙が出る人情話です
それでは話の概略をどうぞ・・・以下
年に一回の奉公に出した息子の薮入り
父親は昨晩から嬉しくて眠れない
母親もそうである
父親「おい! おっかあ」
母親「うるさいわね 寝られやしない」
父親「ちったあ 大きくなったかなぁ」
母親「なるわけ無いじゃないの一年だよ」
父親「何処つれてってやろうか?
まずはなんか美味いもの食わしてやって・・金坊にはなにしろあったかい飯を食わせてやりてえ。
奉公ってのはな、自分の好きなものが食えなくて辛いもんだ。
明日帰ってきたらあったけえ飯を出してやりなよ」
母親「わかってるよ」
「いまから起きて炊け」
「・・冷や飯になっちまうよ」
「いま何時だ?」
「まだ三時半だよ」
「そろそろお天道様も気を利かせて、
夜明けにしてくれてもよさそうなもんじゃねえか」
「馬鹿なこと言ってるんじゃないよ。
それより、お前さん、金坊
を連れてどこかへ見物に・・」
「…それじゃ、寺参りから浅草に回るか」
「ああ、いいねえ」
「浅草から、上野の動物園へ連れてって、ついでに川崎の大師さま へ、横浜へ回って、
男というものは時々でっけえものを見せなきゃいけないというから
鎌倉の海をじっくり見せてやりてえなあ。
・・ここまでくりゃ、静岡まで足を伸ばして、
ついでに名古屋で金のしゃちほこを見せたら喜ぶだろうな。
・・伊勢神宮から近江八景、京都見物としゃれ込んで、
大阪から四国へ渡り、讃岐から船で九州へ…」
「冗談じゃないよ そんな遠くまでいけるわけ無いじゃない」,
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