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NHK「100年インタビュー」山田洋次監督

NHK「100年インタビュー」という番組があります。
これまで放送された中からベスト3ということで
市川団十郎、坂本龍一、山田洋次の三者の回が再放送されました。

私は山田氏の回を観ました。
山田監督が描く日本人像の変遷・・・それは家族という形態の変遷でもあり、
さらに何気ない日常を大切にする心と日々倹しく生きる庶民への温かいまなざし・・・。
その創作の原点は何かということを渡邊あゆみアナウンサーが尋ねていく番組でした。

90分の番組とはいえあっという間に過ぎていきます。
山田監督の返答を聞いていて、「ああっ やっぱりこう考えていたんだ
・・そうだと思っていたし、私も同様に思ってた・・・やっぱりね・・」
と頷いていました。

まず「男はつらいよ」の映画に関して、
そして私が山田洋次監督を「やっぱりこの方はちゃんとした人だったんだ・・」と思った映画「家族」への監督の視点・・
これらを順次聞いていきます。

戦後の貧しい時代、就職難・・・
そんな中で彼が東大法学部を出て、いろいろ就職活動の末、
なんとか松竹に入ったことは知っていました。

「そんなねぇ・・そのころ若いから日本映画とか観た事もないし。
映画といえばビスコンティーとかイタリア・フランス映画しか観ませんでしたしねぇ・・・
小津映画とか単に中産階級の日々の生活と娘の結婚などという、
カメラも動かないし、パーン無い、会話も暑いですね
とか言っているだけですし・・
当時はどこか良いのかまったくわからなかった・・
もちろんずっと後でその素晴らしさはわかったんですよ・・もちろん・・」

嗚呼そうだったんだ・・・と私
私も十代とかそのころ、テレビで(リアルタイムではない)小津作品とか
溝口健二作品とか、また「男はつらいよ」なども・・
観ててもどこが良いのかまったく理解できなかったものです。
アメリカ映画やフランス映画などの美しさとスタイリッシュなことに惹かれていたのは大概の若者と同様でした。

しかしあるとき一人の秀才である知人から小津安二郎映画の魅力を説かれ
そこから日本の古い映画を観まくった二十代後半でした。
だいたい他人に説かれて理解できたっていうのが・・私の能力の限界
をまざまざと思い知らされたことになるのですが・・・笑)
お恥ずかしい限りですね・・笑)

とそんなことを思いながら山田監督のインタビュー観ていました。

「でも海外で私の作品を観た人が小津の作品の色がある・・と指摘されて
ああ やっぱりそういうものかな・・それが伝統とかいうものなのか・・
と思いました」
と山田監督
そして
「あるとき黒沢監督の自宅に伺ったら、一人でじっと小津作品をテレビで観ている黒沢監督を見たんですよ・・」


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