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昭和37年東宝映画「その場所に女ありて」

その場所に女ありて
昭和37年東宝映画「その場所に女ありて」を観ました。
鈴木英人監督作品。
まったく知らなかった作品で偶然観ましたが、いやぁ観てよかった。
素晴らしい作品です。

西銀広告に勤める今で言うキャリアウーマン司葉子
煙草スパスパ・・マージャンジャラジャラ・・ウイスキーカブガブ・・
当時はOLではなくビジネスガールと言われたそうですね。BGです。
その彼女を中心に、
製薬会社の莫大な広告費のライバル会社との獲得競争
そして会社内でのさまざまな人間模様・・出世・セクハラ・金銭・男女関係・・
また司葉子の家族の問題・・

それら当時のモダンな銀座周辺のビル街のロケ、そしてまたまたモダンな服装とともに描かれた作品です。
司葉子、山崎努、宝田明、森光子、西村晃、浜村純・・・などなど
演技の素晴らしい人たちでその表情所作の一つ一つに苦悩や哀感が
演じられています。
音楽も押さえた緊迫あるもので、キャメラも美しく、
クールなやや寒々としたカラーが素晴らしいです。

そして戦後日本の企業論理とそこに働く会社員の哀切と、女性への圧力等
今も変わらずあるであろうこの点を、
1962年にこんな傑作として描かれていたとは・・・すごいです。

西村晃ら上司に呼ばれ会議室にて司葉子が詰問を受ける場面・・
「私には生活があり、この職場を失うことはできない。
女がひとりで仕事だけの7年はご想像以上のものがあります」
と凛と答える場面。切実であり、ぐっと来る場面です。

司葉子は素晴らしいですね。
以前も書いた「乱れ雲」の彼女も素晴らしかったですが、
この作品の彼女もすごいです。

観て良かったです。傑作ですね。


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