今村昌平監督作品 映画「にあんちゃん」

1959年今村昌平監督作品 映画「にあんちゃん」
をいま観ました。
ある少女の日記を今村監督が映画にしたものだそうです。
舞台は昭和28年佐賀の鶴の鼻炭鉱(実際は大鶴炭鉱)
父と母を失った四人の兄弟たちが、その貧しさと苦しさに負けず
哀しみのなかでも力強く生きていく姿を描いています。
この時代日本はまだ終戦のすぐあとですから、ほとんどの人々は
貧しい生活でした。
とくに石炭から石油に代わっていく時代・・炭鉱の経営、
そこで働く人々の
生活はたいへんだったと思います。
大量解雇や閉山そして事故が昭和五十年あたりまで
いつもニュースや新聞に載りました。
出演は殿山泰治、松代嘉代、長門浩之、吉行和子、三谷英明、
北林谷栄、などなど・・。
現代のものがあふれているこの国の若者に
観ていただきたい映画ですね。
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