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日本映画 「K-20 怪人二十面相・伝 」

日本映画「Kー20 怪人二十面相・伝」を観ました。
なかなか面白いですね。
私は幼少のとき、
少年探偵団シリーズ全読破して、二十面相の大ファンであり
江戸川乱歩の愛読者ですので、
とりわけ楽しく拝見しました。
少年探偵団

時代は昭和二十四年の帝都東京・・・
二次大戦が回避されたという設定での展開です。
ここが重要です。
つまりまだ暗闇や見世物小屋
あるいは重厚な建築物、洋館お屋敷街
さらには都市部からすぐ外れると、辺鄙な人家の少ない通りなど・・

江戸川乱歩の世界、二十面相の世界はこうでなければ
リアリティーが出ません。

因みに、この映画で二十面相に仕立て上げられたサーカスの団員遠藤平吉は
江戸川乱歩、少年探偵団シリーズ「サーカスの怪人」にて
怪人二十面相の過去が書かれており、
元々は『グランド・サーカス団』というサーカス団の曲芸師であった遠藤平吉が怪人二十面相として書かれています。
このことからこの映画の原作の小説は展開しているということでしょう。

そして変装の名人二十面相・・・江戸川乱歩も
「変装の天才で、声色も自由に変えることができ、その腕前は
『二十面相自身も、ほんとうの顔をわすれてしまっているかも知れない』」
とまで書いています。

そしてこの映画の肝は、上記の「本人も顔を忘れる」という
いわゆる覆面主人公なので、それゆえに二十面相は○○だと
解決したかに見えても、本当にそうなのか・・誰にもわからない・・
つまりとっくに死んでいて誰かが成りすましてもそれすら判別はつかない
という永遠の不明が消え去りません。
それがこの怪人二十面相・・そしてこの映画の持つループのような魅力ですね。

実は江戸川乱歩からの年賀状が私の自宅には昔ありました。
というのも、乱歩が二年ほど私の祖父が勤めていた会社に
勤めていたからです。

原作 北村想「完全版 怪人二十面相・伝」
東宝配給 2008年12月20日公開
監督・脚本 佐藤嗣麻子
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