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映画 「いのちぼうにふろう」 と 「雄呂血」

映画「いのちぼうにふろう」を観ました。
監督は私の大好きな小林正樹監督 71年だったか・・
原作は山本周五郎 出演 仲代達也 栗原小巻 勝新太郎

江戸時代 とある河川の一角に安楽亭という居酒屋
が建っている小島があった。
そこを根城に無頼漢が巣食っているのですが、彼らを利用して
大店の商人や役人・大名どもが違法商取引にて大儲けをしていた。

そこへひとりの手代が迷い込み、無頼漢どもに馬鹿にされている。
あるときその手代の話を聞いた彼らは、死に場所をもとめ
「一生に一回は人のために 命を棒に振るのも悪くねぇ・・」
と、一仕事することになる。
そして・・・・。

モノクロの画面に織り成す群像劇・・・。

私はこれを観て、阪東妻三郎の傑作無声映画 「雄呂血」
を 思い出しました。
この映画は、私がまだ中学か高校のころ父が
「世の中は、生きていくと辛いことが一杯ある。
だけど、それを他人や社会のせいにしてニヒリズムで生きていくのは卑怯だ。
だからこの映画を観ろ」
と言われ、テレビでこの「雄呂血」を観ました。
感動しましたね。ショックでした。
いや というか、哀しかったですね。

そして、こんな昔にこんな凄い映画があったなんて・・・と
この映画 冒頭以下のような文字が流れる
(もちろん弁士が話します 無声映画ですから・・)

引用します・・・。

「世人無頼漢と称する者、必ずしも真の無頼漢に非ず。
表面高潔なる人格者と称せられる者、必ずしも真の善人に非ず。
表面善人の仮面被り裏面に悪を行う大偽善者、
また我等の世界に数多くあることを知れ」

いやあ・・・子供だった私にとって強烈なメッセージでしたね。
ロックミュージックやR&Bの反骨精神なんかぶっ飛ぶくらいの
凄いアンチテーゼ!!

とまあ・・映画「いのちぼうにふろう」
なかなか渋い・・そして面白い映画でしたね。


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